namao blog

新卒だけど抗うつで休職中の人のブログ

始業1週間で休職した報告

このブログの存在は誰にも教えてないし、ましてや自分の掃きだめとして書いているので
誰に向けての報告でもないのですが。


実は先週から中学の常勤講師として勤務していました。


が、初日からすでに無理を実感しました。


そこまで忙しい業務でもない、けど、無理だった。



★無理だった理由


1.職員間でのコミュニケーション

とにかく返事が返ってこない、会話が続かない、

社会人としてのコミュニケーションってなんだ?
なんていえばいいんだ?
とりあえず返しとこ、え、会話が終わった。

愛想笑いしておけばいいよな。

採用試験?受ける受ける、
本当はこれっぽっちも受ける気ないけど。

先生になる気?あるある。
本当は死ぬほどなりたくないけど。

社会の嘘、オッケー。

すると猛烈な気疲れだけが残った。



2.無理があるスケジュール

まだ始まって6日だけどとにかく休みが無い。

土日は部活参加。

休みが無い。

休みたい。

身体が休まらない。疲れが取れない。

このままだと間違いなく死ぬと思った。

家の散らかった部屋が自分の状態を表しているようだった。



3.未来が見えない

生徒を愛せる自信が無い。

実習の時点で先生としてのやりがいをいまいち感じなかった。

非常に無責任なのは重々承知である。




昨日から「教員 辞める」「常勤講師 辞める」でググっていた。
もうその気にしかならなかった。

おそらく職員の中でいちばん責任が少ないポジションにつかせてもらっているのだが、
それでも続けたくないと思った。

それを続けるくらいなら他のことがしたい。

とにかく時間がほしかった。


電話一本で決まった仕事。

何も考えずに、どうにかなると思って引き受けた仕事だったが、
実際にやってみてこの仕事の忙しさに気づいた頃には遅かった。

後悔した。




今日、心療内科に行った。

1件目は、すぐ辞めたいことを伝えたら休むためのものだからいらないよね、と診断書がもらえなかった。
あとなんだか心がいまいちすっきりしないカウンセリングだった。

ので、病院をもう1件行くことにした。


2件目では、細かい診断をしてくれた。
結果、抗うつ状態と間違いなく適応障害であると言われ、
診断書をもらって2ヵ月ほど休職をすることになった。



いちばん望んだ結果となったので安心した。

心の底から行きたくなかった。

まだ始まってすらないのに、6日しか経ってないのに、
心身ともに悲鳴を上げていた。



大学の教職の先生からは「生徒とも会っていないから辞める決断をするには早すぎる。」と言われた。

ごもっともだと思う。


けれど、その気力は今の自分にはない。
そして、これからもないと思う。
まだわからないのに決めつけているけど、その考えは嘘ではない。
非常にしっくりくるのだ。



自分の社会不適合さが嫌というくらい実感した6日間だった。



先月、サークルの飲み会で生きていて楽しそうな奴に

「どうしたら君みたいな生き方できるの?」

と聞いた。

「常に責任を持たない立ち位置にいることだよ。」


納得した。

この仕事は責任がありすぎる。



これだけ書いているとその仕事に就いている人に大変失礼だし、
甘えだ、無責任だ、と言われるだろう。



うるせー、これが本音なんだ。
キツイものはキツイんじゃ。



心療内科に向かっているとき、小・中学生の頃にしょっちゅう聴いていた曲を聴いた。

今も頻繁に聴いている曲だが、
なぜか小・中学生の頃に楽しい夢を見ていたことを思い出した。
いつの間にか忘れていた気持ちだった。
懐かしかった。

どうしようもなくなって、電車のなかで涙が出た。

家に帰る電車でも涙が出そうになった。



いつからだろう、夢を見なくなったのは。

いつからだろう、目の前のことだけしか見えなくなったのは。

いつからだろう、人を信じれなくなったのは。



私は私のやりたいことがやりたい。

縛られたくない。


この2ヵ月を充実させたいと思う。