9年ぶりにブログを始める
windows2000を使用していた小3~中1にかけての記憶が一気に蘇った。
緊急地震速報が鳴ってびっくりした人はウィンドウズ起動音で気を落ち着かせて欲しい pic.twitter.com/w3OsCHCkvB
— じろうまる (@masajiro) 2018年1月5日
動きがかなり重く、インターネットでひとつのページを開くのに1分待ちはザラ。
それでも当時は、夢中にwindows2000でインターネットで遊んでいた。
当時はまっていたアニメ漫画のファンサイト、BBSで出会った同世代の子との文通、マウスで長い時間かけて描いていたお絵かき掲示板、ふみこみゅのモテ講座掲示板、ハルヒやらき☆すたやひぐらしのopを再生するために停止を繰り返して読み込みを待ったYouTube…
学校から帰ってきてはPC、
暇さえあれば一日中PC、
ずっとネットのことを考えていたネット中毒小学生だった。
インターネットを繋いでいなかった時は、ワープロの練習にと漫画のセリフをメモ帳に打ち込んで遊んでいたおもちゃだった。
が、お父さんからネットを繋ぐためのカードリッジ(正式名称わからん)を与えられたことで自分の人生が狂い出した。
今年で22年の人生の中でもこのwindows2000でインターネットをしていた期間が一番生き生きしていた。青春だった。
当時の足跡を少しでもないかと3時間前から検索していたが、ほとんどのサイトがサービス停止やリンク切れ。
当時の私の青春は跡形もなく消えていた。
インターネットでも消えるものは消える。
そんなノスタルジックな気分に浸っていながら、思い出したのは小5から中1にかけて更新していたjugemブログ。
今はTwitterが自分発信の主流になっているが、当時は自分の情報を発信するためにはブログがお手頃だった。
ヤプログやFC2を使用したあと、最後はjugemに落ち着いた。
『ブログのタイトル jugemブログ』でググってみると、いとも簡単に見つけることができた。
……あー、あった、
という気持ちを打ち消すかのように急いでそのページを開いた。
ブログの内容は、当時片思いしていた男の子の観察日記。
文章も子どもっぽくて痛々しい、恥ずかしい、見てられない。まさに黒歴史。
今思うと話したこともないし、遠くから見ているだけだったので脈も全然なく、叶うのは極めて不可能な恋ではあった。
けど当時の自分は、なかよしやりぼんの漫画みたいな夢や妄想が現実に起こることを信じていた。
ポエム的に言うとロマンチストバカ。
だけどとっても楽しそうで過去の自分がうらやましく感じた。
ストーカー的、だけど面白いくらいピュアな片思いをしていた私も今では学生ブランド卒業を控えている大学4年生。
ここまで熱くなった恋はこれが最初で最後だったといっても過言ではない。
そもそも今思えばこれは恋だったのかもわからない。
憧れだったとも言えるかもしれない。
でもひとりの異性を毎日思い続けては一喜一憂していたことは大切な思い出なひとつ。
こうして残してくれてありがとう。
時々見ては思い出すよ、当時の私。